「てじなーにゃ!」山上あきのしんさんからマジックの可能性を学びました
- 土田 喬志
- 6月11日
- 読了時間: 3分
2025年6月10日(火)、久松町区民館にて開催された6月度ふらっと研究会。今回のテーマはなんと“マジック”!講師として登壇いただいたのは、かの有名なマジシャン「山上兄弟」の弟、**山上暁之進(あきのしん)**さん。あの「てじなーにゃ!」で一世を風靡した本人による、夢と学びの詰まったマジック講座でした。
■ TVでおなじみ、でも気さくなあきのしんさん
まず感じたのは、あきのしんさんの人柄の良さ。TVで見るあの元気な笑顔そのままで、声もハキハキと通り、メディアで培った堂々たる話しぶり。それでいて参加者との距離も近く、まったく偉ぶったところがなく、むしろとてもフレンドリー。会場の中小企業診断士15名も自然と引き込まれ、場はすぐに和やかに。
■ マジックがつなぐ、自己肯定感とコミュニケーション
今回の講義では、単なるマジックの披露ではなく、
明日から使える簡単なマジックの実演と解説
マジックがいかに自己肯定感を育むか
いじめや引きこもりにどう寄与できるか
イベント業界やTV業界の裏話
SNS時代における発信の戦略
…と、エンタメを超えた“マジックの可能性”についてもたっぷり語っていただきました。
特に印象的だったのは、「マジックは、コミュニケーションツールとしてとっかかりが一番早いと感じています」という言葉。これはマジシャンだからこそ言える説得力のあるメッセージでした。
■ 講義のハイライト:夢を見せる“てじなーにゃ”
講義の最後には、参加者も巻き込んだカードマジックが実演され、場内からは「おお〜!」という歓声が。特別な道具がなくても、身近なアイテムで驚きや笑顔を生み出すその技術と工夫には、本当に感動しました。
そして、「人生は遊んで暮らすことが目標なんです」と語る彼の生き方には、ある種の潔さと憧れを覚えました。
■ 懇親会は“龍騰酒場”で大盛況(筆者は無念の不参加)
講義終了後は、恒例の懇親会。今回は本格中華の「龍騰酒場」で開催され、講師のあきのしんさんも参加。大いに盛り上がったとのことで、参加できなかった筆者としては本当に悔しい…!
病み上がりで泣く泣く帰宅した私としては、「体内に残ったウイルスもマジックで消せたらいいのに」と願わずにはいられませんでした。
■ 個人的な気づきと提案
今回の講義を通して感じたのは、マジックがただの技術やパフォーマンスにとどまらないということ。あきのしんさんご本人もいじめを経験したことがあり、マジックによって新たなコミュニティを築けたと話されていました。
そこから筆者は、「いじめられっ子にマジックを教える」プログラムがあれば面白いのでは?と思いつきました。人気者になれたら、自然といじめも減っていく——それが本当に実現できたら、まさに“マジック”ですよね。
■ まとめ
マジックは、夢を見せるだけでなく、人と人を繋げ、時に人生を救うことすらある——そんなことを教えてくれた今回の研究会。参加者全員が笑顔で学び、楽しんだ60分間でした。
あきのしんさん、素敵な講義をありがとうございました。そして、ふらっと研究会メンバーの皆さん、次回はぜひ私も懇親会までフル参加できるよう、体調管理に万全を期します!
次回・次々回は、企業等にこちらからお邪魔しての出張講義の予定。ビジネスマンとしてだけでなく、人間としての拡がりも期待できるようなテーマになる予定なので、今からとても楽しみです!
Comments