起業一年半のリアルな失敗から学ぶ|ビジネスは構造で決まるという本質
- 3 日前
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— 実践で磨かれた一年半のリアル —
2026年3月25日(水)、中央支部事務所にてふらっと研究会を開催しました。
今回の登壇は、ベンチャー企業のひとり経営者である四之宮大顕さん。アレンジャーは土田喬志会員です。参加者は診断士6名と少人数ながら、非常に濃い時間となりました。
今回のテーマは、いわゆる“成功事例”の羅列ではありません。
しくじりから学び、どうやって軌道に乗せてきたのかを知る回。
きれいに整ったストーリーではなく、試行錯誤とズレの連続。
だからこそリアルで、自分ごととして考えさせられる内容からスタートしました。
◆ 一年半前からの“その後”を聞く回
四之宮さんには、約1年半前の起業直後にも登壇いただいており、今回はその続編。
当時は「何も決まっていなかった」状態からスタートし、そこから試行錯誤を繰り返しながら、がむしゃらに仕事を作ってきたとのこと。
久しぶりにお会いして元気そうだったこと、そしてその裏にある泥臭い積み上げを感じられたことが、とても印象的でした。
◆ しくじりの連続から見えた「構造」
今回の話の軸は一貫してシンプル。
「ビジネスは構造で決まる」
そして、その背景には数々のしくじりがありました。
・しくじり①:資金
600万円を借りたが、延命に使ってしまい、事業は進まず。
→ 資金は「増やすため」に使うもの
・しくじり②:人脈
500人と会ったが、判断基準がなく成果に繋がらず。
→ 誰と繋がるかも構造で決まる
・しくじり③:コンサル
受注はできるが継続しない。
→ 正しさでは人は動かない
ここから導かれた結論が、
「実行される提案が正義」
という非常に重い一言でした。
◆ ビジネスは3つの掛け算
構造とは何か。それは、
・リード(顧客)
・商材
・営業
この3つの掛け算。
どれかがズレると売れない。
逆に、ここがハマると一気に回る。
シンプルですが、実体験ベースで語られると、重みが違いました。
◆ AIは魔法ではない
AIについても印象的な話がありました。
一時期はAIにハマり、「手段が目的化」して迷走。
しかし最終的にたどり着いたのは、
"AIは魔法ではなく、構造を持った人間の増幅装置"
という考え方。
今の時代だからこそ、非常に本質的なメッセージでした。
◆ 営業力という“武器”
個人的に強く感じたのは、四之宮さんの営業力。
士業はどうしても営業が弱くなりがちですが、その中で自ら案件を取りにいき、構造を作っている姿は、正直「さすが」と感じました。
知識だけでなく、「売る力」があるから回る。
この点は非常に学びになりました。
◆ 懇親会でも続くリアルな話
懇親会は「肉十八番屋 人形町店」へ。
少人数ということもあり、講義の延長戦のような形で議論が続き、営業・意思決定・案件のリアルなど、かなり踏み込んだ話ができたのも印象的でした。
◆ まとめ:ズレたからこそ、分かることがある
今回の研究会で感じたのは、ズレた経験こそが、最短の学びになるということ。
・資金の使い方
・人脈の選び方
・提案の本質
・構造の設計
どれも理屈では理解できても、実際に体験した話には圧倒的な説得力があります。
四之宮さん、そしてご参加の皆さま、ありがとうございました。
非常に刺激的で、自分ごととして考えさせられる回となりました。

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